にわとりのエサについて

敷地内を流れる天然水

川

のびのび養鶏場では、春から秋までは敷地内の山から流れる山水、冬は地下水を汲み上げてにわとり達へ与えています。人間も同じですが、にわとり達もエサはなくとも、水がなければ長期間は生きられません。また、にわとりが生むたまごは、全体のおよそ8割が水分です。それほど、水という存在は生命維持に欠かせず、そして、生み出される たまご にまで影響を及ぼす非常に重要なエサの一つです。そのため、当養鶏場では、水道水は使用せず、山の恵みである天然水を使用しています。

にわとりに与えるエサ ~その1~ 「トウモロコシ不使用」

現代の養鶏方法では、とても安価なアメリカ産のトウモロコシを主な飼料として与えることが主流となっています。そしてトウモロコシの中でも「ポストハーベストフリー(以下、PHF)」を強調していることをよく目にします。そもそもこのPHFとは、ポストハーベスト農薬という言葉から来ています。ポストハーベスト農薬というのは、収穫後の農産物に使用する殺菌剤、防かび剤などのことです(Wikipediaより引用)。つまり、PHFというのはその名の通り、農作物の収穫後に農薬散布をしていないという意味です。しかし、ここで注意が必要です。確かに収穫後に農薬は散布していないかもしれません。けれど、収穫前までは何か農薬を使用して育てた可能性があるという点です。特に、アメリカ産である場合には、アメリカ企業のモンサント社(現在はドイツのバイエルが買収)の遺伝子組換え作物の種から作られた可能性が考えられます。勿論、全てのPHFトウモロコシが不確かなわけではありません。ただ、こうした背景から、のびのび養鶏場ではトウモロコシは一切使用せず、日本のお米(青米)を与えております

にわとりに与えるエサ ~その2~ 「発酵飼料」

上のGIF画像は、好気発酵により発酵している様子。発酵する際の熱で湯気と甘酸っぱい芳香が立ち昇っています。当養鶏場では、全てのエサ(下記その3で飼料内容全て記載)を一度混ぜ合わせた後、1日寝かせることで発酵を促しております。人間も同じですが、発酵食品は消化吸収が高く、発酵菌が分解時に出す栄養素は体の健康維持にとても良い効果を発揮します。具体的な発酵飼料の効用として、「体液の弱アルカリ化」「軟便・糞臭の防止」「ハウユニットが高くなる」など、この他にも様々な効用が期待できるが、ここでは割愛します。詳しくは「中島正著:自然卵養鶏法128P参照」のこと。こうした事実から、当養鶏場では与えるエサは必ず一度発酵させてから与えております。

にわとりに与えるエサ ~その3~ 「飼料内容」

にわとりに与えるエサは、主食にお米を食べさせ、様々な飼料を養鶏場内で手作業で配合し、米ぬかのチカラで好気発酵させております。そして、配合している飼料内容については、全て公表しております。卵は生体濃縮(ある種の化学物質が生態系での食物連鎖を経て生物体内に濃縮されてゆく現象:Wikipediaより引用)が顕著に現れる食材です。そのため、食品表示法と同じ様に、食材もどのような飼料が与えられたのか、公表する必要性が生産者にはあると のびのび養鶏場 では考えております。
以下に示す表は、のびのび養鶏場で与えている配合飼料(栄養面などを考慮しながら様々な飼料を独自に混ぜ合わせたエサ)の内訳になります。

2019年8月現在の飼料内容 ※時期や季節により一部変わります

青米 青米
 岐阜県下呂市産
・岐阜県下呂市産の飼料米を使用しております
※飼料米は人間が食べるお米の玄米です
・当養鶏場の田んぼで採れた無農薬栽培のお米を極一部使用
米ぬか 米ぬか
 国内産
・岐阜県下呂市金山町の菅田ライス(お米屋さん)で精米時に採れた米ぬか
・米ぬかの生産地追跡は困難なため、国内産と表記しています
もみ殻 もみ殻
 国内産
・岐阜県下呂市金山町のお米屋さんでもみ摺り時に採れたもみ殻
・もみ殻の生産地追跡は困難なため、国内産と表記しています
おから おから
 岐阜県産
・岐阜県美濃白川産の大豆100%を使用して作られた株式会社 佐見とうふ さんのおから
おが粉 おが粉
 岐阜県産
・東濃ひのき専門で扱う北嶋木材株式会社さんから頂いているおが粉
魚粉 魚粕
 静岡県産
伊豆川飼料株式会社 さんが販売されている酸化防止剤不使用の魚粕
また、定期的に放射能検査もされており不検出
牡蠣殻 牡蠣殻
 広島県産
丸栄株式会社 さんが販売されている牡蠣殻
緑草 緑草
 岐阜県産
・敷地内に自然の力で育った緑草
・時期により異なりまずが、春であればヨモギやつくし、タケノコなどを与えています
無農薬野菜 無農薬野菜
 岐阜県産
・敷地内の畑で農薬や化学肥料を一切使わずに栽培
・季節により採れる野菜は異なります
・育てる野菜の種は固定種や在来種を使用し、基本的には前年度採種した種を播種